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2019/10/31 02:18

台湾の良いものを伝える取り組み ヂェン (鄭惠中)氏とのコラボレーションシューズを製作しました。




現在、台湾は「タピオカミルクティー」や人気の海外旅行先として日本人にも身近な存在となりつつあります。
しかしながら台湾での日本に関する膨大な情報量と比べると、日本で伝わる台湾の情報量とでは大きな差と偏りがあるといえます。

わたしたち花見小路は日本の方々に観光やグルメだけでない台湾の良さを伝えていきたいと、2016年より日本スタッフとともに日本での販売を開始しております。

通常花見小路のシューズは日本で布を買い付け、台湾にて企画・デザインし、靴職人の手で製作しています。
いわば日本と台湾の良いものを組み合わせたシューズ作りを行っています。

今回は、【暮らしの手帖】や【FRaU】などの雑誌でも取り上げられている、
環境に配慮したユニークな服づくりで日本でも人気の台湾の服飾デザイナー
鄭惠中氏とコラボレーションし日本限定のシューズを製作しました。



シューズを通して台湾に良質なプロダクトがあることが伝わり、一人でも多くの日本の方に台湾について別の角度から興味を持ていただくきっかけになればと考えております。

鄭惠中氏と「惠中布衣」について





もともと紡績業に従事していた鄭氏は人が機械に従うかのような
過酷な業界の在り方に疑問を感じ市場の流れとは離れた独自の理念で
服作りを開始しました。

鄭氏の衣服や小物は綿と麻の生地を使い、縫製したものを後染めの形で染めています。
できるだけ環境にやさしい染料を用い、また染料から色が取れなくなるまで
何度も使用する染め方は、例えば同じ赤でもたくさんのグラデーションとなり
カラー見本のようなたくさんの色を生み出します。
もちろん配合の割合などは決められていますが、その時々で似た色はあるけれど同じ色ではない。
そのゆらぎが「惠中布衣」の大きな魅力の一つとなっています。

また、ゆったりとした服のシルエット、布の風合いは着る人を選ばず
その着心地の良さに定評があり、日本でも認知が広がりつつあります。

体が必要とする衣服を、そしてコミュニティと善くつながれる衣服を作ることを経営哲学としています。











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